自分を知るための星読み

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ダブルハウスのこと。

こんにちわ。shihoです。

最近気になる、ダブルハウスについて書いてみます。

ダブルハウスは、1つのサインにカスプが2つある状態。

インターセプトがあると、そこの度数幅が大きくなるので
おおむねダブルハウスの状態になりやすく、

先のハウスの活動が未完了のまま次のハウスに移るので、
テーマを次のハウスまで持ち込んだり、
両方のハウスの活動を混同しがちになるようです。

具体的にどんな感じになるかというと、
松村潔先生の本『最新占星術入門』によると、

6-7ハウスがダブルハウスの場合、
仕事と人付き合いを混同する傾向にあったり、

12-1ハウスの場合は、内心にある思いが
うっかり口に出てしまう、という説明がありました。

この本ではありませんが、1-2ハウスの場合だと、
自分の所有物にアイデンティティを見出しやすい、
という解釈もあるようです。

で、私のチャート。ダブルハウスがあります。
ぎりぎりですが、いろんなチャートで見てもこの状態。

1ハウスと2ハウスのカスプが天秤座。

7ハウスと8ハウスのカスプは牡羊座です。

これどんな風に捉えたらいいか、解釈を参考に
実感と照らし合わせて考えてみました。

まず、1ハウスと2ハウス。
思い当たるのは、ハンドメイドのバッグ製作です。
自分で作ってネットで販売しています。

自分の所有物=資質、と考えると、
資質を使って価値を生み出すこと=自分を確立すること
と考えやすいように思います。

本来はそうでなくても、自分は自分なんですけどね。

でも、1ハウスには天体が入ってるので、
その天体の方がより「自分」を主張してる感じ。
天体を通して1ハウス的体験はしているように思います。

それより問題なのは、7ハウスと8ハウスの方。

7ハウスは、広く人と関わり、他者との関係を築く部屋。
8ハウスは、特定の人や集団との深い関係性の部屋。

この2つのハウスが混ざり合うことで、
私が思い当たることと言えば、

人とうまくやりながら適切な距離感で付き合うことと、
特定の関わりで親密に付き合うことを混同しがち。

どのくらい人と距離感とればいいか、
その塩梅がよく分からないことが多いです。

そこまで関わらなくていい場面で必要以上に突っ込んだり、
もっと親しくしてもいい所で、引き気味になったり。

7ハウスには天体が入ってないので、
意識してなんとかしようとする場面も少ない気がします。

その上、8ハウスには土星がいるので、
そもそも人と深く関わることを避けがちな面も。

要するに7ハウス的経験が足りないってことです。とほほ。

まあでも、原因分析だけしてても仕方ないので、
私なりに活かし方を考えてみました。

まず1・2ハウスのこと。

自分の資質を使って価値を生み出すことと、
自己の確立はイコールではない、と切り分けて考えることで、

資質に対するこだわりから解放され、
かえって資質を自由に活かせる気がします。

反対に、2ハウス的活動を前のめりにやることで、
才能発掘につながりやすい、とも言えるかも。

それから、7・8ハウスのこと。

つい誰かと深く関わり過ぎてしんどいなら、
これ距離をとってもいい場面よね、と冷静に考えてみる。

そのまま活かすなら、本来さらっと流していい人とも
親密な関係が築ける可能性もありそうです。

前のハウスのことを軽視しがち、という解釈もありますが、
早熟っていう解釈もあるようで、捉え方次第だなと思いました。

天体無しの部屋は、トランジットの天体が来た時に、
意識的にトライするって手もありますね。

ここしばらく木星が7ハウスにいるので、意識してやってます。
太陽や水星とトラインになるので取り組みやすい。
実際良いご縁にも恵まれてます。ありがたや。

持ってるものは変えられないけど、
こういう質だって気づいたら、行動を変えられるのが
占星術のいいところだなと思います。

もっと肩の力抜いて自分らしくありたいし、
もっとナチュラルに人と関わりたいのが本音。

長年の行動パターンって手ごわいけど、
気づいた時に少しずつ選択を変えていけたらいいな♪

今日はこの辺で。それではまた!