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オードリ-・ヘップバーンのホロスコープ①

こんにちわ。shihoです。

ひたすらアスペクトを読む練習をしてます。

せっかく読むなら興味のある人、ということで、
オードリ-・ヘップバーンのホロスコープを読んでみました。

長くなりすぎたので、2つの記事に分けています。
よければお付き合いくださいね。

彼女のチャートです。


オードリー・ヘップバーン(1929-1993)
ベルギーの首都ブリュッセル、イクセルの生まれ。

映画・舞台などで活躍した、ハリウッド黄金時代の女優。
代表作『ローマの休日』『ティファニーで朝食を』など。

 

太陽から見る才能の輝き

太陽は牡牛座で2室にあります。

安定した着実な生き方を目指します。
自分の才能を活かして人生を切り拓きたい願望があり、
2室なので芸術的な才能と言えそうです。

同じ牡牛座で2室にある木星と合なので、
一つのことをコツコツと継続していくことで、
物心両面での豊かさがもたらされる生き方。

この太陽木星合に対して、冥王星セクスタイル
冥王星は蟹座で5室です。

持ち前の芸術的才能を、人に見せる場で表現することで
大衆の心をつかむ表現にまで極めていく。

それを自信を持って続けることで、どんどん才能が開花し、
大きな成功をおさめる人、といえそうです。

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当初、バレエで身を立てることを目指していましたが、
その道を諦めた後、ロンドンで舞台に立ち、
評判をきっかけに映画の世界へ。

才能の開花と幸運は同時にやって来たようです。

映画の撮影中に、有名な小説家に見い出され、
ブロードウェイの舞台『ジジ』で主演。

同じ頃、名匠ウィリアム・ワイラーに見い出され、
ローマの休日』の主役に抜擢。

いずれも大きな成功をおさめており、
その後の飛躍のきっかけとなりました。

ローマの休日』公開が24歳の時、太陽期の始まり。
まさに才能の輝き=太陽の輝きといえそうです。

月から見るプライベート

月は魚座で1室にあります。

他人の感情に敏感で、繊細な内面を持った人。
1室の月なので、柔らかな人柄という印象を与えそうです。

月は水星とスクエア。水星は双子座で3室です。

感受性が強く、他人の気持ちに同調しやすい月と、
周りの状況に機敏に反応する水星との落差で、
時に気持ちが不安定になったり、神経質になりやすい面も。

月はDSC上の獅子座の海王星オポジション

強くて堂々としたパートナーに、過剰に理想を求めやすく、
必要以上に相手に尽くしてしまう所があるかも。

あるいは、あまり頼りにならないパートナーの可能性も。

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常に人目にさらされることに疲れ果て、
プライベートを守ることに、神経を尖らせていたようです。

精神的疲労も大きく、たびたび静養し、
仕事よりプライベートが大事、と公言しています。

オードリーは生涯2度の結婚をしています。
最初の夫は俳優のメル・ファーラー。

夫と仕事で離ればなれにならないよう、
二人一緒の現場でなければ、
オファーを受けなかったそうです。

メルは妻を支配している、という批判に対して、
オードリーはきっぱりと否定していますが、

報酬の交渉など、仕事に対する影響力は大きく、
公私ともに彼に頼る場面が多かったようです。

2番目の夫は、イタリア人の精神科医
アンドレア・マリオ・ドッティ。

母や妻としての幸せな時間を味わいながらも、
彼の女性問題が発覚し、離婚に至ります。

幼い時に両親が離婚し、父親との縁が薄い人でした。
男性に父親像を求めていたようです。

父親や夫は、太陽が表します。
どっしりと構えた温和な人。自分を守ってくれる力強い人。
そんな男性を求めていたのかもしれません。

最後のパートナーは俳優のロバート・ウォルダース。
晩年の彼女を支えた人で、やっと出会えた理想の人でした。

水星から見える才能と努力

天賦の恵まれた才能は、先に書いたとおりですが、
2室の天体は、努力あってこそ開花するもの。

水星は双子座で3室。
技能の習得が早く、機転のよさが伺えます。

10室にある山羊座土星と、誤差無しのクインカンクス
どちらも支配星回帰しており、強いアスペクトに思えます。

キャリアに直結する技能を、
仕事で通用するレベルにまで磨き上げることに、
相当な創意工夫と努力を重ねる人、といえそうです。

素の双子座のままでは散漫になりやすいところ、
努力と工夫で仕上げるところまでやりきる。
しかも、あれこれやるので身につくのはマルチな技能。

これが150度の難易度の高さであり、
メリットが高いと言われるゆえんかなと思いました。

また、水星はDSC上の獅子座の海王星とスクエア。

創造性豊かなパートナーが刺激となって、
芸術的な才能発揮につながる人のようです。

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オードリーは9歳の時からバレエを始めています。
バレエに熱心に取り組んだのは、人生の目標であり、
将来がかかっている、という考えからだったようです。

自分の技術を磨き上げることに熱心で、
『パリの恋人』でフレッド・アステアと共演するにあたり、
一日16時間稽古をした、という逸話が残っています。

水星×土星の150度は、自分の役割に徹するための
技能を高める不断の努力に現れてるように思いました。

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こんなに長く書くつもりなかったのに、
書き始めるとあれもこれも!となってしまう、
このとりとめの無さは射手座の水星らしいかもw

この続き、その②はこちらです。
よければ読んでもらえたらうれしいです。

manatabidays.hatenablog.com

≪参考にした書籍≫
オードリー・ヘップバーン 彼女の素顔がここに』
(マーティン・ギトリン著、発行:クレヴィス)

『オードリー リアル・ストーリー』
(アレグザンダー・ウォーカー著、発行:アルファベータ)