自分を知るための星読み

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月と4ハウス

こんにちわ。shihoです。

昨日ツイッターでつぶやいた、
「月と4室は関連づけられる」について
もう少し掘り下げて考えてみたくなりました。

月は、安全に生きるために幼い頃から積み上げてきた、
日常的にやってる無意識の反応とか行動。素の自分。
月は人格の土台、ってまさにそうだなと思います。

4ハウスは「家」とか「自分の居場所」って言われるけど、
それだけだとよく分からん、って思ってたところ、

4ハウスの説明の一つに「幼いころの家庭環境の影響」とあり、
そこに入る天体は人格形成に大きな役割を演じる、
って説明がありました(松村潔先生の『最新占星術入門』より)

なるほどそうか!ってようやく腑に落ちました。

幼い頃の「自分の居場所」は多くの場合、育った家。
生育環境であり、人格形成の場ですよね。

人格(月)が育つ場所=4ハウスって考えると、
やっぱり関連づけられるんですね。納得。

私の4ハウスはほとんどが山羊座です。

実家はとてもしつけが厳しかったです。
父が家の絶対的ルール。口答えはもってのほか。

家では感情をあまり出せなくて、
大人しくいること=安全、っていう環境だったなあ。

4ハウスが父、10ハウスが母という説(心理占星術ではこの説)
その逆っていう説もあるようですが、
家庭が父の影響大って考えると、この説どおりかな。

4ハウスは家系からの影響も表すのですが、
母方はけっこう厳しい家だったようで(父方は放任主義

母も感情より家の秩序や世間の常識を優先する人なので、
4室は母とも言えそう。そう考えるとどっちもか;

きちんとしてないと!が心底染みついてるなと感じます。
月のサインは全然違うけど、これは妹も同じ感覚らしい。
(妹の4ハウスカスプは乙女座。同じ地のサイン)

とはいえ、4ハウスが10ハウスの基盤になるので、
両親のしつけはもちろん有難い面もあります。

これは大人になってから、というか、
占星術を学んだからこそ分かったことかな。

そうそう、ひとつ前の記事のエリザベート皇后ですが、
4ハウスの環境をちょっと振り返ってみます。

 

 

4ハウスのカスプは射手座。

王家につながる家柄ながら、自然に囲まれた環境で育ち、
作法にこだわらない、開放的な家風だったようです。

父のマクシミリアン公は、公の場を嫌い、
田舎暮らしや旅を好む、自由闊達な教養人。
彼女の気質は父親の影響が大きいようです。

4ハウスは途中から山羊座になってます。

人生のどのタイミングでサインが切り替わるのか、
ここは以前から謎でよく分からないのですが、

嫁ぎ先が伝統と格式のハプスブルク家と考えると、
やっぱり結婚が変わり目なのかなあ。

彼女の人生と照らし合わせると、
この流れはなかなか興味深いなあと思います。

4ハウスは住居の飾り方って意味もあるようで、
ほぼ山羊座が占める私の憧れの部屋は、
時代劇に出てくるような、和箪笥ひとつの和室。

とはいえ、今住んでるのはごくフツーの家ですけど 笑
無駄のないすっきりした空間がほっとするかな。

今日はこの辺で。それではまた!